
40代サラリーマン「このまま会社にしがみついててもいいのかな・・・」
終身雇用ももはや約束されない世の中。今の会社にしがみついててもしかたない。
転職や起業をして新たな一歩を踏み出したいけど
自分が向いているのか知りたい。そう思っていませんか?
そんな悩みにお答えします。
私も48歳の時に会社を退職して
現在は家でカタカタとブログの運営なんかをやっていますが、
会社を退職する前の1年間は相当悩みました。
仕事の疲れと重なって精神的に弱って心療内科に行ったこともあります。
40代からの転職・起業は言うまでもなく大きなリスクがあり、
やってみたもののうまくいかず、
その後のキャリアにおいても迷走を続ける友人を何人も見てきました。
思うに問題は準備不足の状態で会社を辞めることにあると思います。
この記事では、7つの「まだ会社を辞めてはいけない人」を紹介します。
この中でいくつかあてはまる人はまだ退職はやめておいた方がいいかもしれません。
もちろんわたし自身も全部できている訳ではなく、
むしろ、できていないことの方が多いかもしれません 笑
ただ、感情だけで行動してしまうとそこには大きなリスクがありますので、
これを読んで一旦冷静になってから判断をするといいと思います。
-この記事を読むとこうなる-
会社を辞めてはいけない人の特徴がわかり
転職・起業をする心構えが学べる
前置きが長くなりましたが、是非最後まで見てください。
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もくじ
・40代サラリーマン退職してはいけない人 7つの特徴
1、やりたいことがない人—転職の条件か年収しか見えてない
2、変化に対応できない人—自分の専門以外に関心を持たない
3、根拠なく楽観する人— リサーチ不足 なんとかなるさタイプ
4、自分を客観視できない人—「上司が評価してくれないから辞める」は危険
5、経営の視点や知識に欠ける人—会社経営を甘く考えている人の独立・起業は危険
6、自分のことしか考えていない人—周囲に貢献する意識が欠けている人
7、社名や肩書きにこだわる人—昭和・平成世代のプライドを捨てられない
・まとめ
【絶対後悔する】40代サラリーマン退職してはいけない人 7つの特徴
1、やりたいことがない人【転職の条件か年収しか見えてない】
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「自分が何をやりたいか」考える必要もなかった世代
「あなたのやりたいことは何ですか?」
この質問にすんなり答えられる40代は意外と少ないのではないでしょうか。
われわれ世代は就職活動時ですら自分のやりたいことを深掘りして考えることは
一般的ではなかったように思います。さらに入社後のキャリアも会社が道を示してくたので、
改めて自分が何をやりたかを見つめ直す機会などほとんど必要ありませんでした。
しかし第二の職業人生を自分で作り出そうというときにやりたいことがないでは話になりません。
もちろんやりたいことがなくても形の上で転職、起業をすることはできます。
ただ新たなチャレンジに失敗はつきものです、軸がない人はちょっとした挫折ですぐめげてしまいます。
2、変化に対応できない人【自分の専門以外に関心を持たない】
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専門領域への固執がマインドを硬直させる
40代のサラリーマンの中には、長年にわたって一つの業務のみに携わってきた
という人も多いのでないでしょうか。
同じ業務をずっと行なってきたわけですから、
当然、その業務に必要なノウハウやスキルには習熟していますし、
若い社員には負けないという自信もあるはずです。
しかしこのタイプの人たちには自分の専門領域に固執するあまり
視野が狭くなってしまうリスクがあります。同じ仕事の繰り返しにばかり執着していくうちに、
変化に対応する力が徐々に失われてしまう。
また次第に変化に対して恐怖心を抱くようになったら致命的です。
このような人も典型的なまだ辞めてはいけない人です。
独立起業となればなおさらです。技術一筋でやってきた人であっても、
今まですべて会社がやってくれていた、
経理や営業といった未経験の仕事にも自分が関わっていかなければなりません。
さらに、変化そのものを楽しむマインドが求められます。
変化への対応力なくして第2・第3の職業を開拓することはできません。
3、根拠なく楽観する【リサーチ不足 なんとかなるさタイプ】
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思いのほか世の中の実情を知らないミドル世代
特に大企業に勤めるミドル世代は自分の市場価値や世の中の実態が
わかっていない方が多い傾向があります。
大企業の恵まれた環境に依存する内向きな思考が、
自分や世の中を客観的に見る力を鈍らせてしまうようです。
サラリーマンにとって会社で高いポジションを得て、
高い収入を得てきたことは、大きな自信になっています。
そのプライドが根拠なき楽観主義につながります。
できれば会社を辞めて転職・独立した同僚や友人などの話を聞いて、
一次情報に触れればまた考えも新たにできるのではないかと思います。
「何とかなるだろう」と転職・起業といったアクションを起こすのは危険です。
4、自分を客観視できない人
【「上司が評価してくれないから辞める」は危険】
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「上司への不満」が理由で辞める人たちに共通すること
サラリーマンが会社を辞める理由として、「上司が自分を正当に評価してくれない」
というのは代表的なものといえると思います。
確かに、上司との関係は日々の仕事や社内での立場など、
サラリーマン生活全般に大きく影響しますよね。
そのストレス・不満は理解できます。
しかし少しきつく聞こえるかもしれませんが、
経験豊富な40代サラリーマンがそれだけの理由で、
会社を辞めてしまうのはどうかなと思います。
「上司が自分を正当に評価してくれない」ということは、
自己評価と上司による評価との間にギャップがあるということです。
自分と上司のどちらが正しいかという二元的論的な考え方に囚われず、
他社からの評価を踏まえて自分を客観的に捉えることが、
人がキャリアを重ねてもなお成長し続ける上で非常に重要です。
上司への不満が原因で感情的な行動に走ってしまう人は自分を客観視できてない特徴があるので、
このような人はまだ会社を辞めてはいけません。
5、経営の視点や知識に欠ける人
【会社経営を甘く考えている人の独立・起業は危険】
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意外と多い、自社のビジネスの全体像を把握できていない・・
大企業ではスケールの大きいビジネスに関わることができる一方で、分業が進んでいるため
長くキャリアを重ねても大きなビジネスのごく一部しか経験できないという問題が起こります。
大組織の分業の中で働いている限りは、それでも全体は支障なく働いていきますから、
一見は問題なさそうに見えます。しかし起業したとしたらどうでしょう。
いくら業界知識には精通しているとしてもそれだけで会社経営はできません。
経営に関する視点や知識が不足している人が、そのまま起業することにはリスクがあります。
6、自分のことしか考えていない人
【周囲に貢献する意識が欠けている人】
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知らず知らずのうちに利益至上主義に陥ってないか??
40代の第二・第三の職業人生で、
どのような働き方を選ぶかはもちろん自由ですしいろいろな道があります。
ただ一つだけ言えるのは、社会、あるいは自分の周囲への貢献意識が
非常に大切になるということです。
人生の成熟期におけるキャリアは何よりも「やりがい」が大切です。
これは、きれいごとに聞こえるかもしれませんが、
ホントですそして人とのつながりも重要になります。
「自分さえ稼げればいい」とい考えでは働くモチベーションを維持し続けるのが難しですし、
個人プレーに走ると徐々に人が離れていきます。
ですから今の会社で自分のことだけを考えて働いている人はまだ会社を辞めてはいけません。
会社にいる間に、働く目的や考え方をリセットしてみてください。
7、社名や肩書きにこだわる人
【昭和・平成世代のプライドを捨てられない】
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大企業の社名にかつてほどのインパクトはなし
社名や肩書に必要以上にプライドを持ちすぎている人はそのプライドが
第二・第三の職業人生において邪魔になってしまうこともあります。
このタイプの人は、他人にどう見られているかということを意識しすぎて、
まっすぐ「やりたいこと」に向かうことができなくなっています。
時代は大きく変わっています。今の大企業の社名が持つインパクトは薄らぎつつあります。
特に今の若い世代にとってはかつてほどの大きな意味を持っていません。
また元大企業社員という変なプライドを持ったままでは、
転職した新しい職場で一から人間関係を築いていくことも難しいでしょう。
周囲はその上から目線の敏感感じ取り敬遠します。
社名や肩書きにこだわる意識をリセットして、
人とのコミュニケーションを見直すことは今からでもできるはずです。
会社を辞めるのはそれからでも遅くはありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
何よりわたし自身この記事を書いているのは49歳になる年で、
それこそ40代の当事者であり、職業人生の開拓にもがき苦しみ続けやっと始めたばばかりの一人です。
もちろん苦しい時もありますが、今は毎日充実しています。
半歩先いくものとして何かの参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。